NaraIseki
古事記 日本書紀 万葉集

遺跡観光スポットの整備と創造

奈良には非常に多数の遺跡・古墳(奈良県内で9,600基)や文化財があります。遺跡の発掘や調査等で多額の費用がかけられていますが、学術調査の目的で役目を終えた遺跡は大半が埋め戻されており、一部の有名な遺跡文化財を除けば、大多数の遺跡・古墳は観光スポットとして上手く活用出来ていないのが現状です。

また、県内でも外国人旅行客が急増していますが、にぎわっているのは奈良公園や東大寺近辺のみで、とりわけ南部や中和のように古墳が多い地域は観光化が進んでいません。

こういった問題に対しては、学術調査だけで終わっている古墳や遺跡文化財を観光スポットとして整備するとともに、魅力ある観光地としてプロモーションする手段が必要となっています。

そこで、奈良県外からの旅行者や訪日外国人が簡単に遺跡・古墳をめぐることができ、過去の建造物等のバーチャルイメージを楽しむことができる、スマートフォン上で動作する旅行ガイドアプリを開発・展開することによって、旅行者にとって奈良を長時間滞在したくなる魅力ある観光地にします。

私たちは、大切な遺跡文化保存整備のために、寄付金の募集等、様々な活動を通じて、奈良県らしい遺跡コミュニティを拡大し、世界に向けてPRすることを目的にします。

県外や外国人旅行客への対応の遅れ

  • 魅力的な観光マーケティングの欠如
    実際に遺跡文化財を訪問してみると、あまり有名でない古墳等で外国人旅行者を見かけることがあります。外国語による情報発信を広範囲に実施する必要性が感じられます。
    また、外国人だけでなく県外の旅行者にとっても言えることですが、日本の交通機関の乗り継ぎ・乗り換えは非常に複雑ですので、このことも訪日客が奈良県内の遺跡文化財を訪問しづらい状況になっていると言えます。
  • 外国語対応の遅れ
    訪日客にとって一番の障害となっているのは、やはり外国語対応となっています。駅、博物館や寺社では外国語による表記がありますが、実際に人が対応する場面では、奈良県は大阪府等に比べて英語による対応が非常に不十分なため、訪日外国人旅行者は奈良県内を気軽に訪問できない状態になっています。
  • 宿泊場所が極めて少ない
    近年関西では外国人旅行客が急増していますが、京都府や大阪府に比べて奈良県は宿泊場所が非常に少ない状況が続いています。さらに、大阪府・京都府と奈良県の間を移動するだけでも時間がかかりますので、単に短時間で通過するだけになっています。
    そのため、観光も地域経済にもお金が落ちないため、訪日客当たりの消費単価は下位2位以上から大きく離れた全国最下位になっています。